人間関係のトラブルに遭った。
大きな借金を作ってしまった。
仕事で大失敗をしてしまった。
客観的な現実を見ると悲惨な状況。
それなのに、心はどこか軽い。
そんな経験はないですか。
「いやいや、そんなことあるはずがない」
悲惨な状況の真っただ中の人はきっとそう思うでしょう。
もしかしたらあなたは、現実がとても辛いと感じているのかもしれません。
でも安心してください。
この状況は必ず改善します。
断言します。
あなたの精神状態が現実に反映される
あなたの現実が、とても辛いものであるとき、それは過去のあなたの精神状態が今に反映されているに過ぎません。
過去のあなたの思考・意識・感情・行動が今になって現実として表れているのです。
「類は友を呼ぶ」
「金持ちは益々富む」
「泣きっ面に蜂」
これらは、同じような同士が引き寄せられるという、この世の原理原則を表現したものです。
あなたは、過去に、今起きている現実を引き寄せるような思考・意識・感情・行動をしたのです。
そして大抵の人は、現実を見てこう思うのです。
「お先真っ暗だ」
この思考は、「過去の嫌な体験・出来事は未来へ引き続く」というものです。
「これまで悪いことが起こっているから、これから先も悪いことが続くだろう」
そういう観念なのです。
これが事実なら、生まれた時に不幸な境遇の人は未来永劫不幸が続くという法則になります。
これは明らかな間違いであることは分かると思います。
むしろ、不幸な境遇の人がそれをバネにして大成功を収めることだっていくらでもあります。
つまり、過去の出来事と、未来に起こる出来事は全く別物ということです。
だから安心してください。
今不幸の真っただ中の方。
今起きている現実が未来も続くことなんてあり得ません。
今起きている出来事は「過去のあなた」が作り出したものであり、未来に起きる出来事は「今のあなた」が作り出すものです。
今何にフォーカスするか。
辛い現実を見て辛いと感じる。
これでは辛いと感じることによって、辛いと感じるような未来を「今」作ってしまっているのです。
辛い現実を見る必要はありません。
こう言うと「現実から目を背けるな」と言う人が出てきます。
でもこれは違います。
今あなたが感じていることが未来になるのだから、辛い現実を見るのではなく、
穏やかで、
心地良くて、
優しくて、
嬉しくて、
楽しくて、
豊かで、
平和で、
明るい物事にフォーカスするのです。
そうすることによって、それらを感じるような未来がやってくるのです。
マザー・テレサのこの一言に、すべてが表れています。
「反戦運動には参加しません。しかし、平和運動には喜んで参加します」
マザー・テレサは気付いていたのです。
この宇宙の原理原則を。
この世は同じようなものが引き寄せられるのです。
やがて現実が精神に追いつく
あなたが、穏やかで、心地良くて、優しくて、嬉しくて、楽しくて、豊かで、平和で、明るい物事にフォーカスするとき、依然として現実は苦しい状況のままです。
でもそこで落ち込まないでください。
あなたの精神状態と現実との間にはタイムラグがあります。
あなたの精神状態が、心地良い状態でいたとしてもすぐに現実が変化するわけではありません。
ただ信じてください。
あなたが心地良い状態でい続けたら、必ず現実があなたの精神状態に追いつくときがやってきます。
なぜなら、今のあなたが未来を作るから。
今感じていることが後々現実として表れてくるのです。
私も、病気と借金まみれで苦しいはずなのにどこか心地良さを感じている時期がありました。
でも先ほどお伝えしたとおり、精神状態と現実との間にはタイムラグがあるので、さらに借金が増えるという現実が続きました。
しかし、心の勉強をしたからなのか、外側の環境が変わったからなのか、現実とは裏腹に心地良さを感じ続けていました。
そこから不思議なことが起き始めました。
病気も改善し、経済状況もみるみるうちに改善しました。
私はどこか信じて疑いませんでした。
現実と精神状態とのギャップを不思議に思ったりもしましたが、他にも人生が転換する前兆現象があったので、「現実は後から付いてくる」そう信じていました。
そこから人生が大転換していきました。
だからあなたも信じてほしいです。
あなたが今感じていることが未来になるから。
きっと現実は後から付いてくるから。
疑うことを辞めて、心地良さを感じ、充足感の中で生きるのです。
辛い現実を見る必要はありません。
心地良さを感じることをし続ければいいのです。
読書が好きな人は読書を。
スポーツが好きな人はスポーツを。
あなたなりの心地良さがあるはず。
その先に、現実があなたの精神状態に追いつきます。
あなたの精神状態が穏やかで、優しくて、明るくて、豊かで楽しいものであり続けることを願っています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。