なぜか満たされていない。
いつも何かに不満がある。
そんな風に感じていませんか。
それはあなたの心のコップが満たされていないのです。
心のコップが満たされていないから、いつもどこか足りない気がする。
欠乏感を感じてしまう。
心に穴が開いてしまっている感じがします。
心が満たされていないと何かで満たそうとする
何か足りない感じがするから外からの何かで満たそうとしてしまいます。
お金、車、大きな家、ブランド品
「もっとお金があれば今より幸せになれるのに」
「今よりも広い家に住めたら満たされるのに」
そんなことを考えてはいませんか。
何もお金やモノだけとは限りません。
奥さんや旦那さん、子供、両親、他人
「もっと奥さん(旦那さん)が優しくしてくれたら幸せになれるのに」
「子供がもっといい子なら」
「親が小さい頃認めてくれなかったから不幸なんだ」
自分の満たされてない心を自分以外の人に満たしてもらおうとしています。
心のコップは外側からは満たせない
一時的に人やモノで自分の心のコップが満たされたように感じても、外側から入れた水はすぐに蒸発してしまいます。
そして心の飢餓感からもっと欲しがります。
パートナーからの愛情、親からの愛情、子供からの感謝。
アルコール依存症やギャンブル依存症も満たされない心のコップを必死で満たそうとしている行動です。
どんなにお金をかけても、どんなに酒を飲んでも、どんなに人から愛情を受けても、外側からの水で心のコップが満たされることはありません。
自分の心のコップは自分で満たす
自分の心のコップは自分でしか満たすことができないのです。
自分で水を注ぐしか心のコップを満たす方法はありません。
この水にあたるのが自分自身への愛です。
自分自身に対して愛情を注ぐことが心のコップを満たす唯一の方法です。
まず自分が幸せになるのです。
「人間の身体の60%は水分。だから飲む水も綺麗なものでありたい」
心のコップを満たす方法
心のコップを満たす方法は2つあります。
まず1つ目は、
「好きなことをする」
運動をしたり、読書をしたり、海にドライブに出掛けたり。
美味しいものを食べたり、仲の良い友達と会話をしたり。
ここで大切なのは、本当に自分がやりたいこと、好きなことをすることです。
することは何でも良いのです。
する対象が問題ではありません。
そこに意味はありません。
重要なのは、自分自身に対して好きなことをさせてあげたという事実。
好きなことをすることを、自分自身に許したという事実。
それこそが自分自身への愛情なのです。
私たちはいつの間にか、誰かに気を遣って、または常識という実体のないものに操られて、本当に好きなことを抑圧していている。
本当に好きなことが分からなくなってしまっています。
本当に好きなものを再確認する時間を自分に与えること。
自分自身を見つめて本当に好きなことをしてください。
それが心のコップを満たすことになります。
2つ目は、
「自分を褒める」
これは本当に大事なことですが、多くの人がやっていないことです。
私たちはついつい自分を否定しがちです。
何かに失敗すると、
「自分はダメだ」、「自分には無理だ」、「才能がないんだ」
なんて言葉を掛けていませんか。
そうではなく、
「失敗したけど自分なりに頑張ったから良いか。よくやった」
そうやって、自分自身に肯定的な言葉を掛けてあげるのです。
自分自身に掛ける言葉を変えることです。
大事なことは小さなことでも褒めることです。
いつもより早く起きれたら褒める。
ひとつ前の駅で降りて歩いて職場まで行けたら褒める。
お年寄りに席を譲れたら褒める。
ご飯を残さず食べれたら褒める。
何でも褒めてしまうことです。
褒める癖をつけることが大切です。
自分を褒めるということこそ、自分を愛するということです。
自分を褒めて、自分を愛することで心のコップが満たされていきます。
自分の好きなことをするのも、自分を褒めるのも、自分を大切にするということです。
自分を大切にするから心のコップが満たされるのです。
心のコップが満たされれば、今よりもきっと素晴らしい世界が広がっているでしょう。