【永久保存版】人生が勝手に上手くいくたった一つの方法 ~本当の幸せとは~

素敵な人間関係

ハーバード大学の80年にわたる追跡調査で判明したことは、人間の健康と幸せには、年収・学歴・職業は直接的には関係ない。

関係があるのは「良好な人間関係」だそうです。

世界一長期間の調査によると、経済的な成功よりも身近な人との繋がりが人に幸福をもたらすと分かったということです。

シンプルに人間関係が私たちの人生を幸福にする。

そういうことみたいです。

人生の悩みの9割は人間関係が原因

このハーバード大学の研究結果の他によく言われていることが、人生における人の悩みの9割が人間関係からもたらされるということです。

家族や友人、職場の人との関係。

私たちの悩みのほとんどはこれらの関係が原因になっていることがほとんどです。

お金の悩みも突き詰めると他人との比較から悩んでいるケースがほとんどと言われています。

実際にお金がなくて食べるものや住む場所がなくて悩んでいるという人は日本ではなかなかいないのではないでしょうか。

「それよりも他人と比べて自分はお金を持っていない。だから不幸だ」というケースがほとんどです。

私は長らく経済的成功をすれば幸せになれるとばかり考えていました。

大金を得た先に幸福が待っている。

それを信じていました。

でもこれも突き詰めて考えると、自分と他人を比較して「自分は不足している」という不足感を感じていたんだと思います。

お金を持っていれば他人から承認される→だから幸せになれる。

長い間この方程式を信じていました。

人生の最終ゴールから逆算して生きる

ハーバード大学の研究や多くの人の悩みの原因から「人間関係を良好にすれば幸福になる」ということは人間でいる限り真理のように感じます。

そうなると、大多数の人にとって人生における最終目標・最終ゴールはもうすでに分かっているということになります。

つまり人生の最終ゴールは「良好な人間関係を構築する」です。

ハーバード大学の研究によると、良好な人間関係がある人は孤独な人に比べて健康であることも分かっています。

良好な人間関係があればそこからの悩みも必然的に少なくなり、それはすなわち人生における悩みが少なくなるということです。

そのため毎日幸せを感じることができ、健康的でより良い人生を送れるようになるわけです。

だから私たちがこの人生で一番大切にすべきことはより良い人間関係を構築することです。

つまり私たちに問われているのは、「人間関係を良好にするために日々何をするか」ということで、そこから逆算して毎日を過ごせば必然的に幸せになれるのです。

人間関係を良好にするには

では人間関係を良好にするにはどうすればいいのでしょうか?

よく言われているのは、

・自分から声を掛けるようにする

・笑顔で人と接する

・挨拶をきちんとする

・聞き手に徹する

などなど。

これらは良い人間関係を作るには確かに大切なことだと思います。

しかし、これらはあくまで方法・ツールであり本質的なことは別にあります。

人間関係を良好にする本質的なことは、

「自分自身を愛する」

です。

「えっ?」

「どうして自分自信を愛することが良好な人間関係の構築に繋がるの?」

と思われる方もいるかもしれません。

自分を愛し受け入れることが他人を受け入れること

これは私の実体験ですが、私は10年間鬱病で苦しんでいました。

私の性格として、何か失敗したり上手くいかないことがあるとすぐに自分を責める癖がありました。

「自分はやっぱりダメだ。なんてダメな人間だ」

それを常に自分に投げかけていました。

小さな自分の欠点を見つけては自分を責める生活。

それが続き鬱になり、10年間も暗闇の中で苦しい生活をしていました。

自分の欠点を受け入れられなかったのです。

自分の欠点を受け入れられない人は他人の欠点も受け入れられません。

相手に自分の欠点が見えた時に相手に対して不快感を感じてしまうのが人間です。

それだと必然的に良い人間関係は構築できません。

逆に自分の良いところだけでなく、自分の悪いところ、短所、欠点を受け入れている人は他人にも寛容になれます。

完璧な人なんていません。

むしろ人間なんて欠点だらけです。

自分よりも優れている人はいくらでもいるし、どの分野でも上には上がいるものです。

私が長らく人間関係に悩んでいたのは、自分の欠点を受け入れられず他人の欠点も受け入れられなかったことが原因であることが分かりました。

「自分のダメな部分を愛することが大事なんだ」

やっと気づいたのです。

「自分を愛することが他人を愛すること」なんだって。

正義も悪も本質的にはない

人は自分の良いところは愛しやすいです。

学校でいい成績を取った時。

仕事で業績を挙げた時。

自分の容姿の好きな部分、得意なこと、長所。

そういうことは愛しやすいのですが、自分の悪い部分、短所・欠点を愛することができている人は少ないように感じます。

それはこれまで私たちが生きてきた中で知らず知らずのうちに洗脳されてきた「常識」や「普通」、「一般的」、「正しさ」、「正義」に囚われているからだと思います。

何が正しいかなんて本当は100人いれば100通りあるものです。

その証拠に、人間において一番悪いとされている「人を殺す」ということにも、時代や環境によって正義と悪に分かれます。

その辺の道端で1人でも人を殺めたら「悪」ですが、戦争で何百人も殺したら「正義」となりバッチを貰って表彰されます。

この世界に絶対的な正しさというのはなく、「正確に言えばすべてが正しくて、すべてが正しくない」ということになるのかと思います。

つまりすべての物事はその人の解釈によってコロコロ変わるということです。

それを考えると私たちがこれまで自分自身について「ダメ」と思っていることも、他人からすれば「良い」ことにもなり得るわけで。

自分自身を愛する方法

それを考えた時に私は「究極的にダメだと思われていることも、正義になり得るなら、自分自身のダメなところも愛することができるのでは」と思い始めました。

そこで私は徹底的に自分を愛するようにしました。

自分自身に励ましの言葉を掛けたり、感謝の言葉を掛けたり。

私たちは大事な家族や友人が本当に悩んでいる時に、親身になって優しい言葉を掛けたり励ましたりするでしょう。

それを自分自身にするようにしました。

何よりもまず先に自分自身に優しくするようにしました。

自分の身体をさすって「ありがとう」

いつもの癖で「自分はダメだ」と思った時はすぐに「いいんだよ、そのままでいいんだよ」と声を掛け続けました。

ありのままの自分を愛するように、ダメな自分、クソったれな自分も愛するようにしました。

過去の自分の失敗、赤面するような過去の体験、人を傷つけてしまった出来事、人を裏切ってしまったこと、嘘つきな自分、容姿、どんな自分も愛すると決めました。

常識や社会通念を一旦抜きにして、すべての自分を受け入れ愛するようにしました。

これには時間が掛かると思います。

特にこれまで自分を否定し続けてきた私のような人にとっては。

でもめげずに自分を肯定し愛し続けるとある変化が訪れました。

自分を愛することが良好な人間関係を構築する

自分を愛することを続けていると、他人の欠点が受け入れられるようになってきたのです。

人と接するときにその人の欠点よりも良い部分を見られるようになってきました。

自分の欠点を愛してしまっているから他人の欠点も愛することができるようになっていたのです。

良い人間関係を作るには小手先のノウハウや方法よりも、相手をどう思っているかが重要です。

自分が相手を良いと思っていれば相手にそれは伝わるものです。

言葉の内容よりも、口調や表情、態度に相手への尊敬と好意が含まれていればそっちの方が伝わるのです。

自分自身を愛せている人は他人も愛することができます。

他人の欠点ばかりを指摘する人は本当は自分自身を愛せていない人です。

自分自身の欠点を受け入れて愛するということができていない人です。

自分の良い部分だけでなく悪い部分も受け入れて愛せているか。

それがダイレクトに人間関係に影響を与えます。

地位や名誉、経済的な成功や容姿の力を借りて自分を肯定している人は、それらを失った時に自信を失って落ち込むことになります。

でも良いところも悪いところも含めてありのままの自分を愛している人はどのような状況になっても揺るがない自己肯定感を持ち合わせています。

そうです。

本当の自己肯定感の高さとはダメな自分を愛していることなのです。

私はこのことに気付いてから人間関係に幸せを感じるようになりました。

自分自身を大事にできているから相手も大事にできる。

私たちの最終ゴールはもう分かっています。

大成功してお金持ちになることでも、高級車や高層マンションに住むことでもありません。

良い服を着て良い時計を身に付けて。

そういうことではありません。

もちろんそういうことも一瞬は幸福感を感じるかもしれませんが長続きしません。

やはり長年の研究や私たちが本質的に分かっていること。

結局人間の幸福は良好な人間関係に尽きるのです。

だからそこから逆算して日々を生きる。

良い人間関係を作るために、維持するために自分を愛し他人を愛する。

自分を認めると相手も認められます。

それが素晴らしい人間関係を育み素晴らしい人生に繋がります。

あなたは死ぬときにそれまで稼いだお金や物は持って行くことはできません。

でも一つだけ、持って行くことができます。

素晴らしい人間関係から得られた思い出。

その思い出を抱きしめて「ああ、良い人生だった、みんなありがとう」

そう言って最後の日を迎えられたら、それこそが本当に幸せなことではないでしょうか。

人一倍人間関係で悩み苦しんだ私が、今ではその人間関係からこれまでにない幸せを感じているのですから、今人間関係で悩んでいるあなたも大丈夫。

まずは自分を愛して。

忍耐強く自分を愛し続けていると、自然と他人を許し愛することができるようになるから。

そうなったら、人生の最大の幸福である最高の人間関係を築くことができています。

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