生きづらい人生をあっという間に変える方法【自己受容】

幸せの感触

あなたは人生で生きづらさを感じていませんか。

仕事で家庭で人間関係で。

職場で嫌な上司や同僚がいる。その人たちを見るだけでイライラしたり、イライラしている自分に気付くと、「こんなことでイライラするなんて自分はダメな人間だ」と思ったり。

借金を背負って毎月返済に追われている。「こんなはずじゃなかった」と思っている人もいるでしょう。

人生を生きていると様々な障害や問題が立ちはだかってきます。

でもそのすべてを解決する方法があります。

それは「自己受容」です。

自己受容とは

自己受容とはなんでしょうか?

簡単に言えば「ありのままの自分を受け入れること」です。

私たちは自分の長所や得意な部分、自信がある部分は受け入れられますが、自分の短所、コンプレックス、身体的に嫌いな部分、苦手な部分については受け入れられていない人が多いように思います。

自己受容とは、自分の短所や弱みもすべてありのままに受け入れることを言います。

年齢を経た人や地位や立場がある人、経済的に大成功した人でも自己受容ができていない人が多いです。

その証拠に、誰もが羨むぐらいの容姿を持っていて経済的にも成功している芸能人や著名人が自ら命を断ったりという報道が後を断ちません。傍から見ると何の悩みもコンプレックスもないように見えてもそうなってしまう人がいるのが事実です。

この原因こそが自己受容ができていないことによるものです。

自己受容の大切さ

それではなぜ自己受容が大切なのでしょうか。

人間は完璧ではありません。どんなに知識が高い人でも、どんなに運動ができる人でも、お金を稼ぐことが上手な人でも、必ず苦手な部分、コンプレックスと感じる部分があるのが人間です。

私たちは家庭や学校で小さいころから「苦手なことを克服しなさい」と教えられてきました。

算数が苦手なら算数を、理科が苦手なら理科をもっと頑張って勉強しなさいと言われてきました。

たとえ、社会が90点でも、算数が60点なら算数をもっと頑張りましょうという空気感がありますよね。

だから私たちは自然と自分のダメな部分はそのままにしちゃいけない、改善しなきゃと思ってしまっています。

自分のダメな部分にフォーカスすると、たとえたくさんの良い部分があっても、ネガティブな感情に包まれます。

ポジティブとネガティブを両方同時に感じることはできませんので、自分のダメな部分を見るたびにネガティブを感じ、それが生きづらさの原因になっているのです。

さらには、自分のダメな部分を許せていない人は、他人のダメな部分も許せることができません。

そうなると周りとの良好な人間関係を作るのも難しくなってしまいます。

だから私たちはもっと自分を無条件に受け入れることが必要です。

自分を受け入れることができたら自然と他人を受け入れることができます。

自己受容をすることによって、自分にも他人にも優しくなれて、結果的に生きやすい人生になります。

自己受容の方法

それではどうやって自己受容をすればいいのでしょうか。

日々の日常生活から自己受容ができる方法をご紹介します。

毎日の生活の中で、自分のダメな部分、コンプレックスによってネガティブな感情が出てきたら、それをありのままに受け入れる訓練をします。

仕事でミスをして上司に叱られた場面で、「やっぱり自分はダメだな」と感じてしまいます。

そんな時は「自分はダメと感じているんだね。そのままでいいんだよ」と自分に語り掛けます。

容姿の嫌いな部分を見てネガティブを感じたら「そのままでいいんだよ」と体のその部分をさすりながら優しく語り掛けます。

とにかくネガティブな感情を感じたら、それに蓋をせずにありのままに感じて、それを受け入れます。

時にはネガティブに感じる自分はダメだと思ってしまうことがあるかと思いますが、そんな時でも「ネガティブに感じる自分はダメだと思っているんだね。そのままでいいよ」と自分に言ってあげます。

自分の感情に対して一切のジャッジをせずに起きた出来事、そしてそれから生まれる感情をありのままに受け入れます。

どんな自分もOKだと。

こんなことを言うと「頑張らない自分やダメな自分を肯定することになり、ますます落ちこぼれていく」と思う方もいます。

ただ、自己受容というのは、ダメな部分を肯定も否定もせずにただただありのままに受け入れるということです。ダメな部分を改善しないようにするという意味ではありません。

そうではなく、今の自分をすべて100%受け入れた時に、心が安定し、静かな自信が湧いてきます。心がリラックスするので自然と本当に自分の心が欲していることをしたくなり、自然と行動したくなります。

その時の行動というのは、社会や常識から見て良いという目線からの行動ではなく、自分の内側から素直に湧いてきたことによる行動になるので、本当にやりたいこと好きなことを魂レベルで体現することになります。

それが自分の心を満たし、満たされた心で人と接するので人にも優しくでき、良好な人間関係を築くことができます。

この世の中の真理がすべて自己受容

これまでお伝えしたことで自己受容をしていくことができますが、最後にもっと本質的な自己受容をお伝えします。

それは、この世の中は良いも悪いもないという真実です。

あれが良い、これが悪いというのは人間が意味づけをしているだけで、本当はこの世の中で起きる出来事すべてに意味がありません。

雨が降って悲しむ人もいれば、雨が降って喜ぶ人もいます。

道端で人を殺したら殺人者で、戦争している国で敵国の兵士を殺したら英雄になります。

同じ出来事でも立場や環境、時代によって正義にも悪にもなり、その良し悪しを決めているのが人の解釈です。

つまり出来事というのはそれ自体は何の意味もなく、人が意味を付けることによって初めて意味のある出来事になるのです。

これは人々に大きな勇気を与える真理です。

なぜなら人生で起きる出来事に関係なく、私たちの解釈によりすべての出来事を私たちが解釈したいとおりにできるからです。

そしてもう一つの大きな真理。

それは、「宇宙は常に拡大・成長をしている」という真理です。

これは宇宙そのものが今でも膨張を繰り返しているというのもそうですが、その宇宙に存在する私たち自身も成長拡大を望んでいるのです。

赤ちゃんは誰に教えられるわけでもなく、寝返りを打ち、ハイハイができるようになり、立ち上がり、歩き始めます。

これは生命にプラグラムされている成長システムです。

つまり私たちは常に成長と拡大を望んでいるのです。

この2つの真理から分かることは、この人生で起きる出来事は、私たちが成長を望んだから起きると解釈できることです。

「宇宙が成長・拡大を続けているということは、私たち自身も宇宙の一部なので成長・拡大を続けていて、そして私たちの人生で起きる出来事はすべて私たち人間の解釈の自由があるので、すべての出来事が私たちの成長のために起きると解釈することができるからです。」

この絶対的な真理を理解すると、この人生で起きる出来事すべてが宇宙からの愛情で、私たちを成長させるために起きていることなのです。

私たちは常に愛されていて、成長させていただく機会を人生で起きる出来事によって受け取っているのです。

たとえ、誰に愛されていなくてもこの宇宙全体があなたを愛しています。

それを深く認識して腑に落ちた時に、自己受容が高まり、静かな幸福感に包まれます。

最後は少しぶっ飛んでいて難しい話になりましたが、これこそが真理で、あなたの自己受容を高め、人生をより生きやすくしてくれると思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

あなたの人生が穏やかに安らぎが続く人生であることを願っています。

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