「この人とは気が合わないなあ」
「ちょっと苦手だなあ」
と感じる人がいるかと思います。
もしかしたら、
「大嫌いだ」
「ぶん殴ってやりたい」
と思う人もいるでしょう。
その人をどうしても許すことができず、
自分の人生を台無しにされているように感じている方もいるでしょう。
そんな人と関わらなくても支障がなければそれで良いのですが、
職場やコミュニティ、避けられない人間関係がある場合が問題です。
そのような人たちとどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
相手の嫌な面はあなたも持っている
あなたは苦手な人のどのようなところ嫌ですか。
傲慢なところ
自己中心的なところ
嘘を付くところ
実はそれ、あなたも持っています。
もう一度言います。
それらは全てあなたも持っています。
人に対して苦手と感じたり、嫌だと思うところは自分自身も持っている性質です。
自分の嫌な面が相手に見えるから、相手を嫌に感じているのです。
嫌な自分を受け入れられていない
相手に見えているのは、あなたが認めたくない自分の嫌な部分、嫌いな部分です。
傲慢な人が嫌いな人は、あなたも傲慢な性質を持っており、普段はそれを無理やり抑えています。
傲慢に振る舞っている人を見ると、自分が抑えていることを相手は表現しているので、そこに嫉妬してしまいます。
本当は自分ももっと傲慢な態度を示したいと考えています。
自己中心的な人を嫌に感じるのは、あなたも自己中なところがあるからです。
自分自身の認められない部分、受け入れられていない部分が相手に見える時にマイナスの感情を感じるのです。
自分の嫌いな部分を受け入れる
苦手な人をなくすには、自分の中にしまってある、
自分の嫌いな部分、ダメな部分を受け入れてあげることです。
自分の嫌いな部分をそのままで良いと認めてあげることで、
相手をそのまま受け入れることができます。
相手を受け入れられないのは自分を受け入れられていないからです。
自分のダメな部分も受け入れることができたら、相手の嫌な面が目立たなくなります。
自己肯定感が高まるので、相手の嫌なところを気にしなくなるのです。
相手を変えるのではなく自分を変える
相手の嫌な部分は100%あなたも持っています。
だから相手を変えるのではなく自分自身を変えることです。
相手は変わることはありません。
自分を変えるのです。
自分自身をよく知ることが苦手な人に対処することに繋がります。
結局はすべて自分次第なのです。